安心して話せる場所として・・・ of カウンセリングルーム 表参道心理相談室/おもてさんどう カウンセリング オフィス / Omotesando Counseling Office(東京/渋谷)

安心して話せる場所として

子どものころから、
親や兄弟にさえ自分の悩みを相談できなかった人は
大人になっても、周囲の人に安心して自分の弱いところを
さらすことが難しくなります。

それは、子どもの頃、弱い自分を出すと
親や先生に叱責されたからかもしれないし、
馬鹿にされたり、からかわれたり、
いじめられたりしたからかもしれません。

また、逆に、
あなたが少しでも困った顔や悲しそうな顔をすると
周囲が過剰に心配してしまうので、
表現できなかった人もいるでしょう。
自分自身の悲しみよりも、
そんな親の不安の世話に忙しかったのかもしれません。

元をただせば、両親自身、何らかの理由があって
「弱い」こと、「頼る」こと、「甘える」ことなどに、
なぜか非常に過敏で、
両親のその過剰反応が怖くて、
幼いあなた自身がそれを
出せなくなってしまったのかもしれないけれど・・・。

いずれにしてもそれは、
記憶の彼方の遠い子ども時代のことで
物心ついたころにはあなたにとってはそれが当り前、
他の選択肢など思いつくすべもなくなっていた
ということもありそうです。

誰にも受け止めてもらえず、
表現できなかった感情は、
自分自身でさえ、その存在に気づきにくくなる。

本当はとっても悲しいのに
優しく微笑んでいる人、
死にたいくらい苦しいのに
から騒ぎをして陽気にふるまっている人、
怒りで自滅しそうになっているのに
無表情、無感動な人、
本当の心はおびえて震え上がってるのに
恐れるものの何もない正義の味方をやっている人、
本当は自分が誰かにしがみついて助けてもらいたいのに
人助けや他人の世話焼きに夢中な人、
・・・・・・・・・
自分の気持ちを置き去りにした人の出来上がりです。

この、「自分自身にさえ隠された感情」が
「症状」や「言葉にできない違和感」の元になり、
私たちを自傷、自殺に追い込んだり、
突然の暴力や感情の暴発、
自分でも説明のつかない依存症、窃盗などの強迫行動に
私たちを駆り立てるのですが
実は、それは私たちを現在の生き辛さから
救ってくれる大切なヒーロー、
答を導く重要なカギそのものでもある。

これが「心モンダイのパラドックス」のひとつです。

小さい相談室ですが表参道心理相談室は、
そんな「心モンダイのパラドックス」の迷路の中でも
あなたがそのカギを安心して探すことのできる
場所でありたいと思っています。

2009.1.5.