生きている実感 of カウンセリングルーム 表参道心理相談室/おもてさんどう カウンセリング オフィス / Omotesando Counseling Office(東京/渋谷)

生きている実感

いきなり「広告」の話で恐縮ですが・・・
「生きている実感がない」というタイトルで、
googleのスポンサードサイトに相談室の広告の掲載をしたところ、
かなり反響がかなりあったようです。

「心理相談室」と名前を掲げているサイトを
わざわざ覗こうと思ったのだから、
広告を見て訪問された方々の気持ちは
単なる興味本位というよりも、
やはり何か切実なものを抱えてのことだったのではないか
と想像したので、ここに何か書きたくなりました。

「これといって大きな問題があるわけではないけれど、
でも、毎日が虚しい。
自分が誰で、何をしたいのかが分からない・・・。」

そういう漠然としたつらさを抱えて身動きができなくなっている人が
多いのだな、と改めて実感したからです。

「何が不満ということでもない、恵まれた人生なんだろうと思う。
自分などが不満を言うのは贅沢。バチが当たる・・・。」

「病気というわけではないから、神経科、心療内科などの
クリニックに行くほどではない。
いっそ、はっきり苦しいことがあればまだ救われる気さえする。」

大抵の場合、この「曖昧模糊とした辛さ」、「漠然とした苦しさ」は、
ご自身で思っているほど軽微なものではないことが多いようです。

自分が苦しいということさえ上手く感じることができない。
それは心が窒息しかかっている状態かもしれません。
窒息しかかって意識が朦朧としている。
生存さえ脅かされている状態であることが多い。
それなのに、「茹でガエル」のようにそのことにすら気付かない。

せめて「なんとなく苦しい」自分を認めてあげてみませんか。
そのあなたの感覚は嘘じゃない。
自分の感覚をまず尊重してあげるところから始めましょう。

「苦しい感じ」や「不満な感じ」に、贅沢も贅沢じゃないもありません。
なんだかはっきりとは分からないけど自分は苦しいんだな、と、
最初はそのレベルからでも大丈夫。
自分を尊重してあげられることが第一歩です。

2009.1.15