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傷つくこと、悲しむこと、怒ること

世の中には…

とても頑張り屋さんで
いつも家族や友だちのために働いて、
なのに見返りも期待せず、控えめで、
いつでも笑顔で周囲を和ませ、
みんなに感謝されている人がいます。

自分や部下や家族に厳しく、
不正やわがままが大嫌いで
ダラシナイ人やいい加減な人の
しりぬぐいをいつもしていて、
その人のお陰でみんながやっていけるというような
誰からも尊敬されている人がいます。

どんな時にもハツラツとしていて、
クヨクヨしているところなど見せたこともなく、
落ち込んだ仲間を励まし、はっぱをかけ、
太っ腹でみんなを引っ張ってくれる。
器の大きな豪傑だとみんなに慕われる人がいます。

でも、

どんな頑張り屋さんでも
いつもいつも自分ばかりが他人に尽くして
それが当たり前だと思われてしまって、
自分はいつも残りもので我慢したり、
わがままな家族を癒すことを期待されて
気づけば自分のことを誰も気にかけてくれない…
そんな時には
一度、思い切って、ガツンと怒ってもいいのではないでしょうか。

どんなにしっかり真面目な人でも、
みんなの尻拭いばかりしていて
それで相手の態度が改まるかと思えば
ダラシナイ人間はもっとダラシナクなって
みんなが自分を当てにするようになる。
自分は夜も昼もなく働いているのに
もう抱えきれないほどの仕事量…。
そんな時には
少し荷物を誰かに持ってもらうことをしても
バチは当たらないのではないでしょうか。

普段、「元気のない○○さんなんて想像できない。」
なんてみんなに言われて自分でもそう思ってきた。
そんな人だって、
目に入れても痛くなかった可愛い娘が家を出る時、
頑張って働き続けた職場を定年退職する時、
リストラに遭った時、
実は自分は思っていたよりも実力がないんじゃないかと
それまであった自信がふとしたことで揺らぎ始めた時、
時には、自分のために思い切り涙を流して、
泣きごとを言ったり、くやんだり、グズグズ言ったり
周囲に甘えたり、落ち込んだりしても、
ちっともオカシクはないような気がします。


でも、それまでの自分のイメージが
固定していればしているほど、
それは実は本人にとっては勇気の要る
大変なチャレンジであることが多いかもしれません。
それと同時に、
大きなチャレンジであればあるだけ、
自分にとっても、周囲にとっても
大きな恵みをもたらしてくれることである可能性が
大きそうです。

2010.10.21.