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カウンセリングは苦楽(くるたの)しい




カウンセリングを受け始めてしばらくして
だんだん軌道に乗ってくると、
その作業は必ずしも楽ではないことに気づきます。


(軌道に乗るまでは、そもそも何をやっているのかさえ
自分自身がよく分からなかったりします。)


毎回、自分と向き合って見つめていく作業は
時にはのたうち回るほど辛いこともあるかもしれません。
(脅かすわけではないんですけど…。)


辛いとさえ感じられず、無味乾燥で、
まったく意味がないように感じられることもあります。




カウンセリングは「自分探検」みたいなところがあります。
それは非常にしんどい時もあるけれど、
とてもワクワクする体験でもあります。


大抵の人は、カウンセリングを続けていくうちに
目の色が変わってきて、積極的に取り組み始めます。
泣いたり、笑ったり、喜んだり、絶望したり、怒ったり…。
自分自身のことでそうやって夢中になれる時間を持つことが
だんだん楽しみになっていくことが多いようです。


基本的にカウンセラーの仕事はそれを傍から眺めていることだけです。
(もちろん、実際の作業では会話を交わしていますが…)
でも、そこにカウンセラーがいることで、
その「自分探検」の作業は、
自分一人でするグルグルまわりの「独語の世界」とはまったく違う、
もっと生き生きとした現実的な体験になっていくのです。


2009.7.6.